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2018年6月27日

ナローバンド無線とは

ナローバンド無線はどのようなモノのことを言うのでしょうか。無線のやりとりで使われるナローバンドは、ワイドバンドと対する周波数帯域が狭い無線電信や電話のことを言います。ただし、ワイドバンドとナローバンドの違いはそれほど明確ではありません。相対的なものとして時代の流れによって変わっていきます。

FMが50kHzステップだった無線の時代がありますが、そのとき、25kHzステップのFMはナローFMと呼ばれていました。あとあと 12.5kHzのナローFMが登場することにより、25kHzステップのFMは、ワイドFMと呼ばれるようになり、12.5kHzステップのFMが、ナローFMという言い方がされるようになりました。

【ナローバンド無線の有効的活用】

私達の時代において、より無線が有効的に活用されるようになって来ました。離れたモノの状態を知りたい時や離れたモノを操作したい時に既に無線は有効活用されているはずです。

【無線のいろいろな種類】

無線は様々な種類がありますが、そのなかで通信速度によるナローバンド(低速)、ブロードバンド(高速)という分類をし、さらに、通信距離による長距離(WAN:Wide Area Network)、中距離(LAN:Local Area Network)、短距離(PAN:Personal Area Network)という分類の仕方もします。

長距離ブロードバンドとは、メインで携帯通信により行われ、通信範囲(カバレッジ)が広いことを特徴にあげることができます。

長距離ブロードバンドの場合、より、消費電力が大きく、通信費用がかかってしまうことでしょう。

そして、長距離ナローバンドはLPWA(Low Power, Wide Area)と呼ばれる携帯通信の省電力版というとらえ方をすることができます。
省電力で、かつ長距離通信をすることができます。 送れるデータ量が少なく、通信速度が極めて遅いという特徴もあります。

さらに中距離ブロードバンドは、高速で高消費電力で、中距離ナローバンドは、中速で低消費電力です。

さらに、短距離ブロードバンドは高速で高消費電力、短距離ナローバンドは、中速で低消費電力です。

【ナローバンド無線の商品】

ナローバンド無線は、いろいろなシーンで活用されています。 日本初登場の5.7GHz産業用VTX、HN1000TR 5.7GHz帯ビデオ無線伝送システムもそのひとつです。

HN1000TR5.7GHz帯ビデオ無線伝送システムは、産業用ドローンのFPV運用、さらに自律飛行運用の機体から地上へ映像の伝送のため使用される無線装置です。

いままで無人機に使用されていた1.2GHz帯では1波のみの運用なので、災害現場といった場所での同時複数の運用ができませんでしたが、ナローバンド回線を採用し、受信機の狭帯域フィルタの採用により、同じ場所での5機の同時運用が可能になりました。